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1984年2月発行 広報よみたん / 7頁

62年沖縄国体テーマ海邦国体に決まる

62年沖縄国体テーマ 海邦国体に決まる
 昭和六二年、沖縄県で開かれる第四二回国民体育大会まで「あと三年」です。このほど、国民体育大会の「テーマ」「スローガン」が決まり、テーマは「海邦国体」、スローガンは「きらめく太陽ひろがる友情」に決まりました。
テーマの海邦国体は、海とのかかわりあいの歴史を重ねてきた沖縄において、海ははかり知れない宝を秘め、海上の道は文化交流のシルクロードであった。それゆえに、われわれの父祖は「船をもって万国への架け橋」となし、国際性豊かな人材を育成した。海邦国体はこの自然の流れを背景に、更に洋々たる創造への誓いをこめて名付けたものです。
 またスローガンの「きらめく太陽ひろがる友情」は、沖縄の太陽はめくるめくほど鮮烈であり、この清らさのなかで、きらめく友情の輪を広げよう、豊かで大きな輪を-。という趣旨のもとに決められています。
 一方、海邦国体に使用されるテーマカラーは、メインカラーは県花「でいご」の色をあらわし、海外雄飛と文化創造の情熱と活力を象徴して「赤」。サブカラーは、澄みきった海と空、美しい島の緑、限りない未来へ臨む英知と理想、躍動する若さと豊かな友情をそれぞれ象徴して「赤」「黄緑」にそれぞれ決まっています。

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