地域の福祉向上をめざして-民生委員宿泊研修-
村内には現在三十一名の民生委員の皆さんが活躍しておりますが、昨今の複雑、多様化する福祉の要求に応え、又、地域に密着した民生委員活動を展開していくために宿泊研修が行われました。
研修は、五月十九日より二〇日までの日程で、恩納村、白雲荘において行われましたが、研修初日は谷茶の丘老人ホームを慰問し、老人のかかえる問題とその実態を見るとともに、今後の増えつづける老人問題について研修を深めました。
その後、白雲荘において、厚生課の業務、生活保護のケース状況、さらに、民生委員活動の現状について話し合い、活発な討議が行われました。
民生委員への相談は、家族の不和、生活苦、失業、事故や災害等、多種多様にわたり、その活動は地域にとって必要不可欠なものとなっております。身近な相談相手として、地域の人たちから信頼されている民生委員のこうした研修の成果に大きな期待が寄せられているものです。
※写真「熱心な討議を重ねた研修(白雲荘)」は原本参照