おごそかに観音堂祭
万人のあらゆる悩みを救済し、願いごとをかなえるという喜名の観音堂、その観音堂祭が去る十月十二日村長、役場職員らが参拝しておごそかにとり行なわれました。
観音堂祭は毎年旧九月十八日に行なわれ、村の発展繁栄を祈願いたします。
観音堂には千手観音がまつられ、金武の観音堂から一八四一年の旧九月十二日に勧請されたと言われ、元来航海安全の祈願所となっていたようです。
しかし、千手観音の「千手」に示されるように、あらゆる願いごとをかなえるということで、一家の安泰や、無病息災、子孫繁栄を願い、部落や村の繁栄までも願う村内唯一の祈願所となっています。
今、観音堂は隣に喜名児童公園が整備され、子供達の明るい笑い声とともに、年中訪れる人もたえず村の繁栄を見守りつづけています。
※写真「村の繁栄、発展を祈願」は原本参照