読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1985年6月発行 広報よみたん / 5頁

第17代村長山内徳信の誕生で大きく進展した「潤いのあるまち」 よりよく生きるために福祉の増進

〔300号4ページの続き〕

よりよく生きるために福祉の増進
 福祉は人間がよりょく生きるたきの支えとなるものであり、本村は福祉村としてもその名を高めています。社会福祉センターを中心に各種福祉団体、ボランティア、地域住民の参加により福祉活動が実践されています。
 老人福祉、心身障害者福祉、児童、母子福祉、生活保護等、村民の福祉に対する高いニーズに応え、様々な施策が展開されています。
 村民の健康管理を担う、村立診療所の他、保育所、児童公園、精神薄弱者のためのかりゆし学園等、健康で明るい村民の生活になくてはならないものばかりです。

村立診療所
 村民の健康を守る村立診療所は、米軍基地跡に昭和53年5月完成。
 近代的な医療機器を完備し、村民の健康管理、病気の早期発見、早期治療に大きな役割を果している。

福祉センター
 福祉活動の拠点となる村総合福祉センター、ここを中心にきめ細い福祉活動が展開されている。民生委員、家庭奉仕員、ボランティアなど、多くの福祉団体が「生きる喜び」求めて村民福祉を進めています。昭和55年8月完成

村営住宅古堅団地
 ここ10年の間に本村の人口は6千人余、世帯数2千戸余も増加し、建築価格の上昇もあって住宅難の現象が見られてきました。
 村営住宅はその需要に応え59年に12戸建設しました。

勤労者体育センター
 村運動広場に隣接、勤労者の福祉増進を図り、村民のスポーツの振興、健康増進を目的として昭和五六年八月完成(読谷補助飛行場内)

村立保育所
 次代を担う若い芽を育くむ児童福祉は最も重要なことです。村立の保育所が主、認可保育園が三、児童福祉充実のために大きく貢献しています。

かりゆし学園
 精神薄弱児の福祉増進のためにかりゆし学園を建設、共同作業を通して働く喜び、社会参加をうながします。(昭和五十八年四月開園)

お年寄にに生きがいを
 白寿、米寿を祝って記念品を贈る他、一人ぐらし老人世帯も訪問、ゲートボール大会や高齢者学級も開かれ、お年寄に生きがいを与える老人福祉も充実

※写真「村立診療所」、「福祉センター」、「勤労者体育センター」、「村営住宅古堅団地」、「かりゆし学園」、「お年寄りに生きがいを」は原本参照

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