読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1985年6月発行 広報よみたん / 6頁

第17代村長山内徳信の誕生で大きく進展した「潤いのあるまち」 教育・文化

〔300号4・5ページの続き〕

教育・文化
 教育は百年の計といわれ明日の社会を担う子供達の教育環境の整備は重要なことです。本村には二つの中学校と五つの小学校があります。復帰以後、学校施設の整備はめざましいものがあります。校舎の新築、改築を初め、全校に体育館が完成、読中、古中にプールが新設されています。知育、体育にすばらしい環境整備がされました。学校教育のみならず、社会教育の面でもアンデパンダン展、動く美術館で豊かな情緒を育くみ北海道池田町や県外の児童との交流は貴重な体験学習となっています。
 本村の文化行政は、座喜味城跡の復元を始め村立歴史民俗資料館の整備と、歴史と伝統文化の保存から、新しい文化の創造へと発展していきます。アンデパンダン展、読谷まつり、村民の主体的な文化創造があり「人間性豊かな環境、文化村」づくりが着々と実現されています。

学校施設の充実
 学校施設の整備はめざましく、静かな学習環境の中で、次代を担う子供達の自主性、創造性が生れ、高い知性と豊かな情緒を育くんでいます。

読谷・池田町の児童交流
 57年から始められた北海道池田町との児童交流は、児童たちに貴重な体験学習となっています。

村内5番目の新設小学校
 村立5番目の小学校として、古堅小学校から分離、古堅地区に近代的な学校として誕生しました。古堅小学校のマンモス校化の悩みを解消しました。

村民芸術の祭展 アンデパンダン展
 村民の芸術活動の発展に一役かうアンデパンダン展無資格、無審査で村民誰れもが参加できる芸術展として好評。

村民参加の読谷まつり
 村民手づくりのまつり、村民参加の読谷まつりは年々盛大を極め第10回を数えました。多催の催しに、村内外から多くの人々が繰り出します。圧巻は琉球音楽の始祖赤犬子を称えた大演奏会。

動く美術館
 日本洋画壇の秀作を集めた動く美術館、村民に大きな感動を残す。
動く美術館から絵画の寄贈
 文化村づくりを進める本村に動く美術館より故堀田清治画伯の大作二六点、(十億円相当)が贈られました。
 村民の貴重な文化遺産となる。

※写真「学校施設の充実」、「読谷・池田町の児童交流」、「村内5番目の新設小学校」、「村民参加の読谷まつり」、「村民の芸術の祭典アンデパンダン展」、「動く美術館」、「動く美術館から絵画の寄贈」は原本参照

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