読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1985年6月発行 広報よみたん / 7頁

第17代村長山内徳信の誕生で大きく進展した「潤いのあるまち」 快適な生活環境の整備

〔300号4~6ページの続き〕

快適な生活環境の整備
 「潤いのあるまちづくり」は、また、住みよい生活環境の整備ともいえます。
住民生活に欠くことのできない水道施設の整備、排水路整備の他、村道の整備が進められています。
 又、都市計画事業として座喜味城跡公園、児童公園を整備し、土地区画整理事業や、旧部落が復興されました。
 ゴミ処理、交通安全対策などを充実させ、村民の文化的な生活向上と快適な暮しのための重要な事業が進められています。

座喜味城跡
 10年の歳月をかけ、58年に復元された座喜味城跡は、読谷山按司護佐丸によって15世紀の初め頃築城されたと言われている。
 昭和47年5月15日、国の史跡として指定されています。

座喜味城跡公園
 静かな松林に囲まれた座喜味城跡公園、村内外から多くの観光客でにぎわう。

村立歴史民俗資料館
 座喜味城跡のふもとに設立され、貴重な文化財の収集、研究、保存が行なわれています。

社会教育振興大会
 青少年の健全育成をめざす社会教育振興大会は毎年開催され、学校、地域の連帯を深め、青少年の健全育成を村民一人一人の責任として実践していく。

23番目の行政区「大添区」誕生
 23番目の行政区として誕生、住みよい地域共同体作りが進められている。昭和59年3月

国体の成功に向けて
 昭和六二年海邦国体の開催が決定し、本村は少年ソフトボールの会場となりました。国体の成功に向けて実行委員会が設立されています。

渡具知部落結立
 米軍接収から二七年ぶりに渡具知部落が復興した。区民の忍従の生活は昭和五六年四月を境に新しい希望に満ちた部落づくりへと転換した。

民話集の発刊
 本村は民話の宝庫、村立歴史民俗資料館では各字に伝わる民話を捨集。
伊良皆、喜名、他四刊の民話集を発刊しました。

宇座部落復興
 米軍接収から三七年ぶりに望郷の一念がかなう。宇座部落復興のつち音がひびき一五〇戸の宅地造成が完了した。
(昭和五九年六月)

※写真「座喜味城跡」、「座喜味城跡公園」、「村立歴史民俗資料館」、「社会教育振興大会」、「23番目の行政区「大添区」誕生」、「国体の成功に向けて」、「渡具知部落結立」、「民話集の発刊」、「宇座部落復興」は原本参照

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