読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1985年6月発行 広報よみたん / 9頁

第17代村長山内徳信の誕生で大きく進展した「潤いのあるまち」 産業経済の振興

〔300号4~8ページの続き〕

産業・経済の振興
 本村の主要産業は第一次産業であり、農業、漁業、畜産振興は村民生活を潤す重要な問題となっています。大規模な土地改良事業を進める他、長浜ダムの建設、漁港の整備、農村基盤の整備も進められています。又、商工業の振興にも力が注がれており産業発展は豊かなくらしを約束します。

長浜ダム
 農業における水の確保は、最も大切なことです。農業用水の確保のために、長浜ダム建設に着工(昭和57年)

西部連道土地改良
 返環軍用地跡の西部連道地区は、大規模な土地改良事業によりすばらしい農場へと変貌しています。昭和52年より導入され、今年5年目を迎えます。

都屋漁港の整備
 近代的な漁港に生れかわった都屋漁港、昭和四四年より整備拡充が進められ、漁獲量も飛躍的に増大した。

ビニールハウス団地
 渡ケ次、高志保、渡具知、座喜味一帯にビニールハウス団地を造成、施設園芸は新しい農業形体として発展

養豚団地
 本村は「豚どころ読谷」としても知られ六千頭前後が飼育されており、これからの養豚事業は、農業改善事業や養豚パイロット事業により団地化され優良豚が生産されています。

共同集出荷場
 農産物の流通部門の強化をねらい、昭和五〇年農林水産漁業構造改善緊急対策事業で共同集出貯蔵施設が完成しました。

共同牛舎
 乳用牛、肉用牛の飼育も多頭飼育化が進み共同牛舎が建設されました。

農業基盤整備
 総合的な農業基盤の整備事業として座喜味に導入、農地を含め、生活環境も整備されました。

※写真「長浜ダム」、「西部連道土地改良」、「都屋漁港の整備」、「ビーニールハウス団地」、「養豚団地」、「共同集出荷場」、「共同牛舎」、「農業基盤整備」は原本参照

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