村文化基金へ第一号の寄付 知花哲雄氏(字波平二六六)
美術館建設へ役立ててほしい-。と去る四月二七日本村文化振興基金へ二十万円の寄付がありました。
文化振興基金は去る三月議会定例会において条例化されたもので基金への寄付第一号となったのは波平二六六番地の知花哲雄氏、故知花シズ様(夫人)の香典返しとして寄付されたものです。知花哲雄氏は永年学校教育の道を歩んでこられ、本村の文化村づくりへも大きな期待と御理解を寄せてこられました。
この日、知花哲雄氏の代理とし長男正宏氏の夫人勝美さんが役場を訪れ、村長と美術館構想について懇談しました。
読谷村のめざす文化村づくりも、伝統工芸の焼物、読谷山花織の振興・歴史資料館の充実、アンデパンダン展、動く美術館の開催と着実な進展を見せています。
それは、人間国宝金城次郎氏の誕生、潤いのあるまちづくり表彰として表われています。
今年二月開催された「動く美術館」からは故堀田清治画伯の大作二六点(九億円以上)が本村に寄贈され、美術館建設は村民からの声として聞かれています。
山内村長も「美術館建設」については施政方針の中でも触れ、近い将来の建設に向けて具体的な調査を進めるとしています。
※写真「美術館建設に役立てて」は原本参照