四〇日余りもある長い夏休みは、子供達が首を長くして待っていた一番の楽しみ大きな夢がふくらみ、学校で体験できないすばらしい計画が待っています。
多くめ思い出と体験は子供連の心に深く残り、成長をうながすものです。
真黒に日焼した子供連が元気いっぱい飛びまわる光景にたくましさを感じる季節でもあります。
でも、ご注意!!
学校という制約がないかわりに、つい生活がルーズになったり、思わぬ事故に遭うのが多いのも夏休みです。長い夏休みで悔いのない楽しいものにするために家族で話し合って無理のない計画を立てるようにしましよう。子供達が、楽しい夏休みを有意義におくるために計画倒れにならないよう無理をさせず、しっかりした目標を持たせ、規律正しい生活をおくらせるようにしましよう。
・計画-
まず目標を決めましょう。体力、能力、環境に応じた無理のない実践可能な計画をたて、計画倒れにならないよう頑張りましょう。
・生活-
学習と遊びのけじめをつけましょう。計画にそった規則正しい生活、自分の性格を見直し、安全な生活を送りましょう。
・学習-
予習、復習の習慣をつけましょう。朝の学習が効果的です。不得意な科目を重点に今までのおさらいをしてみましょう。
学習科目と時間の割りふりをし、毎日続けることが大切です。
・自由研究-
夏休みでなくてはできない研究、収集、創作、など興味のあるものをテーマに選び思う存分やってみましょう。
・健康-
早寝、早起きの習慣をつけ、体の悪い所は休みを利用して治療しましょう。暴飲、暴食には特に気をつけましょう。
・交友-
友だちと仲良くなる絶好の機会です。単なる遊び相手でなく、お互いが成長しあう良い友達をつくりましょう。
・読書-
読みたい本を思いきり読んで多くのことを学びましょう。又、いろんな分野の本へもこの機会に挑戦してみましょう。
・家庭生活-
家庭生活を見なおし、調和のとれた温い家庭づくりを家族みんなで話し合ってみましょう。家庭内での仕事の分担をし、責任を果しましょう。
・学校の注意-
学校からは夏休み中の注意事項があります。ひとつひとつの事項は決してむづかしいことではなく、こどもたちにとって大切なことばかりです。二学期に入っても困らないようよく守るようにしましょう。
夏休みをどんなふうに過ごしたかは子供連の成長にも大きな影響を与えるものです。
※写真、イラストは原本参照