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1985年9月発行 広報よみたん / 7頁

昭和60年読谷山花織後継者育成講習会が開講

昭和60年読谷山花織後継者育成講習会が開講
 読谷山花織事業協同組合(池原ケイ子理事長)の昭和六十年度、後継者育成講習会が去る八月一日午前十時、読谷村伝統工芸センターで開講いたしました。
 今回は第九期の講習会で受講者十六名が約六ケ月間に及ぶ講習を受けます。
 開講式には、池原ケイ子理事長をはじめ、山内徳信村長、県伝統工芸産業課長らが出席し、受講生を激励いたしました。
 本村の伝統的工芸品である読谷山花織は、昭和三九年復興され、昭和五一年には通産大臣指定の伝統工芸品となり、大きな発展を遂げています。現在、伝統工芸センターをはじめ、楚辺工房、座喜味工房を中心に組合員百八三名がその継承・発展に努めています。
 昭和五二年から始められた後継者育成事業も今回で九期目を数え、百三五名の卒業生を生んでいます。

※写真「花織の継承発展を担って16名が受講」は原本参照

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