読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1986年1月発行 広報よみたん / 5頁

たばこ消費税について

たばこ消費税について
 たばこ消費税をわかりやすく説明申し上げますと、日本たばこ産業株式会社が小売人にうりわたす製造たばこに対し、県内での消費本数と小売定価をもとに会社で税金を計算し、各市町村に納めてもらいます。この税金は、村税として村の収入になり村民のために広く使用される大切な税金であります。
 ちなみに昭和五九年度分について説明申しあげますと、村税の収入総額七六四、七〇八千円に対し、一一四、二八六千円で全体の一五%をしめております。たとえば、二百円のタバコを買ったとしますと、三五円六〇銭がたばこ消費税として村の収入になります。しかし、米軍の売店で買ったタバコや外国人が横流ししたタバコを吸ったときは、一銭の収入にもなりません。その分だけ村の収入になるたばこ消費税がへって村が損をすることになります。
 沖縄県はヤミたばこが多く年間数十億円の消費税が取れない状況にあります。これらのヤミたばこを追放し、村の財源確保のためにみんなで頑張りましょう。
※市町村の財源をむしばむヤミたばこはやめましょう。
※たばこは読谷村内で買うようにしましよう。

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