二〇歳の決意も新たに三九一名が大人の仲間入り-第二二回読谷村成人式-
本村で今年、新たに大人の仲間入りをするのは男子一八六名、女子二〇五名、計三九一名です。
成人の日、一月十五日、社会福祉センターホールでは第二二回読谷村成人式がとり行なわれ、華やかに着飾った成人者が、大人の仲間入りし祝福を受けました。
午後二時、成人者でいっぱいになったホールでは、式典の開会の前に勇壮な青年太鼓が打ち鳴らされ、成人者の門出を祝いました。
それは、あたかも成人者が、これから立ち向う社会の荒波を乗り切る勇気と力強さを表わすかのように、あるいは、成人者が自ら創り上げていくであろう希望と喜びを表わすかのように成人者の心に響いたことでしょう。
開会の後式辞に立った山内徳信村長は「青年を見ればその地域がわかると言われるほど、社会における青年の役割は大きいものがあります。今、生きているこの時、その時代をせいいっぱい生きていくことがすばらしい充実した人生を生きることになります。
十代にも増して大きな夢に向って進み、村づくりへ共に頑張っていきましよう。」と語りました。
引き続き祝辞に立った伊波栄徳村議会議長、新崎盛繁教育長、長浜真賢読青協会長、上地千恵子村婦人会長から、それぞれ成人者へ激励の言葉が送られました。
この後、成人者一人一人が演壇にのぼり、自己紹介と二〇歳の抱負を述べると村長から記念品が贈られました。最後に、成人者を代表して比嘉朗さん、棚原直美さんが答辞をし、成人としての自覚と責任を持って大人の仲間入りをする決意を述べました。
この後、池原昌徳読老連会長によるかんぱい、婦人会による「踊いくわでいさー」が披露されて午後五時すぎ式典を終えました。
※写真「晴れて大人の仲間入り村長から一人々々に記念品が渡される」は原本参照