ことしの村予算 一般会計48億3、905万4千円(対前年比17.0増%)国体ソフトボール競技場を建設 喜名移転先地公共施設整備事業に着手
予算議会ともいわれる三月議会定例会は去る三月十二日開会し、二九日の本会議をもって全ての議案を処理し閉会しました。
今議会に提案された予算関係議案は昭和六一年度一般会計予算案をはじめ、四つの特別会計予算ですが、五会計で、七二億八千百六万五千円となります。
広報よみたんでは四月一日よりスタートした昭和六一年度予算についてお知らせし、村民のご理解をいただきたいと思います。
村の予算は、毎年四月一日から始まり、翌年の三月三一日までの一年間を会計年度とし、村民みんなが納めていただく税金や、国や県からの交付金や支出金等がその財源となっています。
村は、これらの財源をもとにして予算を組み、住みよい村づくりのために効率運営されるわけです。
村には一般会計をはじめ、四つの特別会計がありますが、昭和六一年度の一般会計予算についてみると、総額で四八億三千九百五万四千円となり、これを前年度に比較してみると、七億四百三万一千円(十七・○%)の伸びとなっています。
本年度は、六二年海邦国体におけるソフトボール場の建設や、喜名区の移転先地公、共施設整備事業などが計画されている他、長浜ダム建設工事や、西部連道、渡慶次、浜屋、荻川の各地区での土地改良事業が継続されます。又、生活道路(二十本)や村道の整備、楚辺~都屋地内の排水路の整備、花織工房の建設、水釜-大木線の用地取得など、村民の需要に応じた工事や事業が計画されており、住みよい村づくりが進められていきます。
村の予算を性質上から大別すると、歳入では「自主財源」と「依存財源」に区分されます。財政運営上は村税等で賄われる「自主財源」の多い方が望ましいわけですが、一般に市町村自治体では、三割自治といわれ、本村では「自主財源」は三四・五%、これに対し国、県からの補助・交付金等で賄われる「依存財源」は六五・五%となっています。
自主財源では前年に比べ二値五千七百七五万二、千円増となっています。
歳出
※イラストは原本参照