村婦人会創立七十周年を祝う
読谷村婦人会では、創立七十周年を迎え、去る三月三十日、その記念式典と祝賀会を催しました。
式典会場の福祉センターホールは、村婦人会歴代会長、来賓他、多くの会員が詰めかけ、午後二時開会し、大正三年に設立後、戦前、戦後を通して、婦人の地位向上と地域発展に寄与してきた婦人会の七十年の歩みを振り返りながら、式典は盛会を極めました。
式典では、婦人会歌斉唱のあと第三十八代現婦人会長・上地千恵子氏が「七十周年の節目にあたり婦人会の歴史をふりかえってみますと、先輩方の幾多の苦労と努力が積み重ねられて、今日の婦人会があると思います。私達も先輩方の努力に負けない、すばらしい婦人会活動を展開しなければなりません。」とあいさつをしました。続いて、歴代会長、婦人会歌作曲者など、婦人会で功績のあった方々に対して感謝状が贈られた後、歴代会長を代表して、宇座冨美八代会長があいさつを述べました。
この後、宮里悦沖縄県婦人会連合会会長、山内徳信村長、伊波栄徳村議会議長、新崎盛繁村教育長の各氏が祝辞を述べました。この中で山内徳信村長は「女性はその時代くにおいて常に驚くべき力を発揮してまいりました。戦前、戦後を通してきびしい時代の中、婦人の地位向上を目指すとともに地域をささえてきたのは婦人であります。『元祖、女性は太陽であった』という言葉のとおりであります。
今回発刊されました記念誌は、二十一世紀へバトンタッチする貴重な文化遺産でもあります。」と語りました。
この後、第二部の祝賀会に移り、第九代会長・知花常氏の乾杯、各字婦人会による舞台発表が行われ、婦人会七十年の歩みを祝いました。
村婦人会では、七十周年記念事業として、記念誌も発刊しました。
※写真は原本参照