国体を成功させよう 第42回国民体育概要 秋季大会 62年10月25日(日)~10月30日(金)(6日間) きらめく太陽ひろがる友情 開催方針 競技会係員・補助員及び協力員の動員 大会旗・炬火リレー及び式典 宿泊
国体を成功させよう 第42回国民体育概要 秋季大会 62年10月25日(日)~10月30日(金)(6日間) きらめく太陽ひろがる友情
昭和六二年海邦国体まであと一年余、少年男子ソフトボールの競技場となる本村でも、その成功に向けて、読谷村実行委員会をはじめ、村国体課を中心にその取り組みを強化しつつ村民ぐるみの運動を展開しています。
去る五月二九日第三回の読谷村実行委員会総会が開かれましたが、その中で報告された六二年海邦国体読谷村基本計画についてその概要を掲載し、村民の御協力をお願いいたします。
開催方針
◎基本方針
第四二回国民体育大会に読谷村は少年男子のソフトボール競技会場となります。
この大会を契機として、スポーツの振興をはかり、たくましい体力と気力にみちた健康で人間尊重を基盤とした「人間性豊かな環境・文化村」の建設に寄与するものとする。
◎実施目標
一、読谷村のスポーツの向上をはかるとともに、広く村民にスポーツを普及し、密着したスポーツ活動により、村民の体力向上と気力の充実を図る。
二、県、関係機関及び関係競技団体等の緊密な連携と協力のもとに受け入れ体制の万全を期す。
三、国体を成功させるために広く村民運動を展開し、スポーツを通じて地域の連帯感を深め、明るく豊かな郷土づくりに資する。
四、恵まれた伝統文化のある本村に大会参加者をあたたかく迎え、たくましく発展していく文化村づくりを紹介する。
競技会係員・補助員及び協力員の動員
競技会係員・補助員及び協力員の動員については、競技会の円滑な運営を図るため、次の方針により行うこととする。
(1)競技会係員
(ア)第四二回国民体育大会読谷村実行委員会実施本部を設置し村職員を主体として競技会係員に委嘱する。
(イ)実施本部の体制については、原則として実行委員会事務局の体制をそのまま移行した体制とする。
(ウ)係員の編成については、不測の事態に備えて、できるだけ予備的人員を確保するよう努める。
(2)競技会補助員及び協力員
競技会係員補助員の動員については中・高校生に、又協力員については村民の盛り上がりを図るうえから業務内容の特質を加味し、各種の関係協力団体に依頼することとし、人員、期間配置場所、業務内容等は関係団体と十分協議し競技会の運営に万全を期するものとする。
大会旗・炬火リレー及び式典
(1)大会旗・炬火リレー
第四二回国民体育大会秋季大会の主会場となる沖縄県総合運動公園陸上競技場に期間中掲揚される大会旗及び炬火は、本県の自然文化、創造、平和を象徴する地(与那国町の西崎、仲里村の宇江城岳、国頭村の辺土岬、糸満市の摩文仁の丘の四箇所)で採火され、県内全市町村をリレーすることにより、県民の「海邦国体」に参加する喜びと、この大会への意識を高め、大会を成功させる決意をあらたにするために実施されるので、海邦国体の開催方針及び県国体実行委員会の実施計画に基づき関係機関、団体等の協力を得て、大会旗、炬火リレーの万全を期する。
(2)式典
競技の開始にさきだって行われる開始式及び競技終了後の表彰式については、県並びに当該競技団体と協議し、関係機関、団体等の協力を得て読谷村にふさわしい式典を行うこととし、観覧者を含めた参加者すべてが一体となって展開するよう配慮する。
宿泊
大会参加者等の宿泊については、本村の実情を十分配慮し、大会参加者等がそれぞれの分野で十分な活躍が出来るような快適な宿泊環境の提供に努める。
(1)宿泊の確保
本村には約四〇〇人の宿泊が予想されるが、本村における宿泊の実態に即した計画を樹立し、村民の協力による既設の宿泊施設及び民宿の確保をはかり参加者の宿泊に万全を期する。
(2)配宿
ア、選手・監督は都道府県別、男女別を考慮して配慮する。
イ、選手・監督とその他の大会参加者等との宿泊は原則として別にする。
ウ、全国を統轄する競技団体役員の宿舎と県の競技団体役員の宿舎は同一又は近接の宿舎に配宿する。
エ、大会役員、各県選手団本部役員、報道員等の宿舎割当は、県