読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1986年7月発行 広報よみたん / 5頁

第2回 残波まつりに2万5千人の人出-フェステバルin残波

〔第315号4ページの続き〕

れました。
 まつり期間中、会場内には多くの人々が繰り出し、多彩な催し物に目を奪われっぱなし。
 進貢船や残波大獅子をバックに特設ステージでは、力強い残波大獅子太鼓の演奏、ロックコンサート、カラオケのど自慢大会が行われた他、小学女子ソフトボール大会、ゲートボール大会、テニス大会、ちびっ子相撲大会、ハーリー大会、サッカー大会、グラスボート遊覧などが行われました。

あいさつ
まつり実行委員長 山内徳信
実行委員会
 読谷村役場
 読谷村商工会
 読谷村農協
 読谷村漁協
 読谷まつりとこの残波まつりという二大まつりを通して「人間性豊かな環境・文化村づくり」を村民自らの手でつくり上げ、そして二十一世紀の子供達ヘバトンタッチしていくものにしていきたい。
 古くは読谷の若者が進貢船で中国へ渡りました。今、進貢船が、残波大獅子が、村民自らの汗と手によってできあがっています。そして戦後荒廃したこの残波の地に緑を取りもどす努力をし、このように盛大な残波まつりが開催されました。これは先人の進取の気性を受けついだ私たち読谷村民の誇り高い文化村づくりであります。
 このまつりは今後継続して開催し、この残波の地を読谷の一大観光地として、又二大リゾート開発とも相呼応して世界に誇れるリゾト地にしていきたいと考えます。」

出店も盛況
 まつりの雰囲気を盛り上げる出店も多く並び、人の切れ目がなかった。見て、聞いて、食べて、そして参加して残波まつりは村民手づくりの読谷まつりとともに読谷の二大イベントとなりました。

→ハーリー大会
 海岸を埋め尽した観衆の大声援の中、二一チームが力走、ハーリー鐘が打ち鳴らされ、力強い波しぶきが上る。傾きかけた太陽を背に、海上を走るハーリー船の姿が美しく、正に海のドラマと言った感じがしました。


熱狂的なまつりフィナーレには観衆も踊り出した。

ゲートボール大会→
 21チームが参加、見事なチームワークとスティックさばきを見せたゲートボール大会
 今回は区長会も2チームが参加して挑戦しました。
 夏の暑さもふっとぶ老人パワーを爆発させて熱戦を展開しました。
 優勝は高志保チーム。2位、喜名チーム、3位大湾チームという結果でした。

→カラオケのど自慢大会
 まつり2日目。特設ステージでは、カラオケのど自慢大会が催されました。
 のど自慢のチビッ子から大人まで24名が残波の潮風をうけて熱唱しました。
 最優秀賞には「越前岬」を唄った仲宗根正江さん(渡慶次)、優秀賞には石川とし子さん(恩納村仲泊)と平良専健さん(沖ハム職員)が輝きました。

※写真「ハーリー大会」、「ゲートボール大会」、「カラオケのど自慢大会」は原本参照

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