◎運動の重点
(1)シートベルト、ヘルメットの正しい着用の徹底
(2)交通三悪、特に飲酒運転の追放
(3)二輪車の事故防止
(4)子ども及び高齢者の交通事故防止
早いもので今年も残すところあとわずか、せわしい中ですが年末年始の交通安全県民運動の季節でもあります。
年末・年始は、酒の席も多く、心も浮かれ、つい気もゆるみがちです。このため、この時期になると交通三悪、特に飲酒運転が増える傾向があります。こうした緩んだ心を交通安全運動によって引き締め、無事故で年末を過ごし、笑顔で新年を迎えられることを願って運動が展開されるわけです。
-無事故で年末笑顔で新年-
ふるまい酒の落し穴
年末・年始は、忘年会やら新年会と、どうしても酒が付きものです。酒の好きな人にとっては、飲まずに済ますわけにはいかないようです。
「酒は飲むべし百薬の長」と言われますがそれも程度の問題です。
特に車を運転する時は、例え一滴でも「百害あって一利なし」と言わなければなりません。せっかくの楽しい酒宴も、一変して悲惨な交通事故を起し、一生を台無しにしてしまう原因にもなります。
帰りに困るからといって酒の席に車を持っていくことから、すでに赤信号なのです。たいていの場合、酒を飲んでしまっても「車は置いて帰れない」ということになるからです。まして、「俺は酒に強いから大丈夫」などというのはもっての他、すでに酔いがまわって冷静な判断力が欠けてしまっている証拠なのです。
酒の席にはなるべく車を持っていかないことが賢明です。止むを得ず持って行く場合は、一滴も酒を飲まない覚悟が必要ですし、同席の人も車を持っている人には絶対に酒を飲ませないことです。
シートベルト
着用しないのは
行政処分
シートベルトの着用と効能については毎年のように叫ばれてきましたが、いよいよ、運転席、助手席いずれかでシートベルトを着用していない場合は、行政処分一点がドライバーに科せられ、処分点数が六点になると免許停止となります。ドライバーにとってはますます厳しくなる道路交通法ですがドライバーは法律だからということではなく、自分や同乗者の命を守るため、事故を起こさないため。
車を運転する時は「シートベルト、いつも乗るたび乗せるたび」を合言葉に、シートベルト着用を習慣づけましょう。