楚辺、座喜味工房に続き三番目の読谷山花織の地域工房が波平地内に建築されます。その起工式が去る十二月五日、山内徳信村長はじめ村議会議長、花織組合、波平区長他、多くの関係者や工事関係者が参加して行われました。
現在、花織従事者が二〇〇名を越える事業協同組合ですが、伝統工芸センターを中心に、後継者育成、生産性向上、技術向上にと事業の発展に努めています。
今回、楚辺、座喜味に次いで波平地内に建設される工房は、同地内の四十名余の花織従事者にとって待望のものとなっていました。
同工房は敷地七四三㎡で四千三百九十七万九千円(内、用地費一千十七万九千円、建設費二千八百五十万円、設備費三百万円、電気工事費二百三十万円)で六十二年三月末完成の予定です。