クリスマスにはまだ早い十二月十日、今年も山口サンタがやってきました。
村社会福祉センターのホールでは、子供の園、のぐさ保育園、ふくぎの園児たちや、福祉作業所、かりゆし学園の園生たち約百五十人が山口サンタのあらわれるのを今か今かと待ちわびていました。
いよいよ山口サンタが、パンダや熊さんのぬいぐるみと一緒にあらわれると大きな拍手と歓声がわきあがりました。
白いおひげに赤い洋服、子供達は「本物のサンタさんがきた。」と大はしゃぎ、そして、お目当てのクリスマスプレゼントを手にとてもうれしそうでした。
プレゼントのお礼に子供達から「あわてんぼうのサンタクロース」の歌やゆうぎがサンタさんにおくられました。
サンタさんと子供達は三つの約束-病気をしないこと、先生や両親の言うことを守ること、みんな仲良くすること-をして、又来年も会うことにしました。
東京児童文化研究所所長の山口秀和先生からのこのクリスマスプレゼントは今年五回目となります。
全国各施設を回る山口先生のこうした訪問は今年で三十九回、北は北海道から南は沖縄まで飛び回っています。