生涯教育という言葉があります。
小学校から中学校、高校、大学と、教育の機会は二十教年に及びますが、では社会に出るとどうかというと、実は学校教育以上に幅広い知識が必要なことに気がつきます。そこでいろいろな学習の場を求めて、あるいは独学でと、人生常に学ぶことばかりなのではないでしょうか。
村教育委員会主催の「高齢者学級」も今年十八回目を数えました。
“老いて益々学ぶべし”と学級に参加したみなさんは百六十名余、九月二十四日から十一月二十五日まで延べ十八日の講座を受講しました。
講座の内容は沖縄の歴史、読谷山の歴史から村内めぐり、花づくり、宿泊研修と多彩で、中身の濃いものでした。
さて、参加者の皆さんは「大変すばらしかった。いくつになっても知らないこと、学ぶことばかり。」と喜ぶと同時に、この学習の場に参加できたことを感謝していました。そんな気持は、宿泊学習での費用の一部を村社協へ寄付したことにも表われ、次の感想文の中にも表われているようです。