国民年金の保険料が四月から七、四〇〇円になります。
私たちが受ける年金は、将来も生活の支えとなるよう、一定の水準を保つ必要があります。
また、年金制度を今後も健全に運営していくためには、年金の〈給付〉と保険料の〈負担〉のバランスを保つことも大切なことです。
だれもが”少ない負担で多くの年金を”と望むところですが、保険料の額をそのままに据え置きますと、後の世代の若い人々に多くの負担がかかることになります。
このため、保険料の急激な負担とならないよう毎年、段階的に引き上げられています。