読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1987年4月発行 広報よみたん / 4頁

憲法の理念に立ち「平和宣言」村民とともに21世紀を展望するムラづくりを推進 昭和62年度施政方針 二、村政に対する基本姿勢

 私の村政に対する基本姿勢は、沖縄県民の歩んできた歴史的教訓をふまえ、現在の国際及び国内情勢に思いをいたした時、読谷村という「一地方自治体」とはいえ、よって立つところは日本国憲法の理念である「平和主義」、「主権在民主義」、「基本的人権の尊重」という三原則であります。
 一方、地方自治の本旨に基づいて確立された我が国の地方自治制度、いわゆる住民自治、団体自治の観点に立ち「自治と分権」を内容とする「地方の時代」を目指し、平和で明るい豊かな文化村づくり清新活力ある村政を主体的、創造的に進めていくことであります。
 それは、

一、平和と民主主義、人間尊重の村政を基調とする。
一、地域の産業経済の向上安定をはかり活力ある地域づくりを目指す。
一、民主的な学校教育、社会教育の充実と文化の発展を目指す。
一、村民福祉の増進を目指す。
一、明るく住みよい健康な村づくりを目指す。
一、自治と分権の確立を目指す。

 以上の六項目にわたる考え方を基調として村政を進めていく考え
であります。

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