●交通安全年間スローガン
【運転者向け】
乗るたびにベルトをすすめるおもいやり
【歩行者・自転車乗用車向け】
安全をいつも心にふむペダル
【子供向け】
とび出さないぼくたちみんなの合言葉
春です、本当にいい気候になってきました。「春の全国交通安全運動」も、例年より一月遅れですが五月十一日から実施されます。四月は、地域に新入学(園)児があふれています。こうした子供達の交通事故は絶対に避けなければなりません。
■運動の重点
(1)子供と高齢者の交通事故防止
(2)正しい方法によるシートベルト・ヘルメットの着用の徹底
(3)若年運転者の無謀運転の追放
○子供の事故を防ぐ家庭の大切さ
新入幼稚園児、新入一年生、みんなうれしくて仕方ありません。でも、子どもは頭のなかで考えたことを、たちまち実行に移します。母親を探している子どもが、道の向う側にいる母親を見つけたとき、もう自動車が近づいておろうと、誰が止めようと、母親のところに走り出します。これが危いのです。
このようなことが、家庭から団体生活のなかに一歩踏み出した四月ごろに起きるのです。
そこで家庭で、特に新入学(園)児をもつ家庭では、常に子どもの行動特性をよく理解し、子どもには常日頃から、道路へのとび出しはせず、必ず一度とまって左右をよく見てから出るようにといったことが、子どもの交通事故を防ぐ上で大切なのです。
○子どもは動く赤信号
車を運転するドライバーは、今ここに子どもが遊んでいる、このまま進行したらはねてしまうなとか、学校のあることがわかっているような場合は、十分スピードを落し、すぐ停車できるぐらいのスピードで徐行する義務があるのです。
「子どもは、動く赤信号」と標語にもあるように、ちょっとでも子どもの姿を見かけたら、注意のうえにも注意を重ねて車を走せる、このことを心がけて下さい。