水道と名のつく施設はいつごろから日本にあったのかご存知ですか。
江戸時代には簡単な水道施設がすでにあったそうです。当時は川や湖から水路で町の共同の井戸に水をひいたもので今のように家庭で蛇口をひねれば水が出るというものではありませんでした。現在のような水道は、明治二十年に初めて神奈川県横浜市にできましたが、水を消毒していない点を除けば現在の水道と原理的には全く同じものだったといいます。
今年は、日本に近代水道ができてちょうど百年目を迎えます。全国の水道普及率は九三・三%に及び家庭でも水はあたりまえに出ると考えている方が多いようです。
しかし、水そのものは無限にわいてくるものではなく、きれいな■道水を確保するまでに大変なお金と時間がかかっています。
生活に欠かせない”命の水”、大切に、そして上手に使いましょう。