綿貫民輔沖縄開発庁長官が去る五月四日本村を訪れ、ヤチムンの里、国体会場となる読谷村平和の森球場、伝統工芸センター、読谷山花織楚辺工房などを視察しました。
午前九時二十分綿貫長官はヤチムンの里に到着し、さっそく、山内村長や窯元の玉元輝政氏からヤチムンの里の説明を受けられましたが、ちょうど九連房の登窯の窯出し日とあって窯から取り出される陶器を熱心に御覧になり、窯の中ものぞくなどされ大変感銘をうけられたようでした。又、共同売店では、各窯元の作品を御覧になり「すばらしいものができています。今後とも頑張って下さい」とおほめをいただきました。
この後、国体会場となる読谷平和の森球場をごらんになり、伝統工芸センターでは、読谷山花織を大変興味深くごらんになりましたが与那嶺貞氏や比嘉恵美子花織組合理事長からの説明を受けながら、作品一つ一つをごらんになり、いくつかご質問もされておりました。
伝統工芸センターではしばらくご懇談をされながら、読谷産のメロンとソベポーポーもおいしくいただかれました。
最後に読谷山花織楚辺工房をごらんになり、花織の技法についても細く説明をうけられました。 綿貫長官は去る五月二日沖縄入りし、福地ダムや、伊平屋島、伊是名島、国体主会場などを視察される予定でしたが、特に本村の村づくりに関心を示され、忙しい日程の中、最終日の五月四日、本村を訪れたものです。
視察を終えた綿貫長官は、本村の村づくりを賞讃され帰路につきました。