読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1987年8月発行 広報よみたん / 7頁

第6回池田町・読谷村児童交流 南国沖縄へようこそみなさん池田っ子の皆さん 【写真:沖縄の夏を思いっ切り体験:最後の楽しい夕食:スイカ割り】

 日本の北端、北海道池田町から今年も児童交流団(小幡稔団長)がやってきました。
 八月一日、午前六時、池田町を出発した交流団十七名(児童生徒十四名、引率三名)は羽田を経由して那覇着が午後五時、まる一日の移動日程にもかかわらず、元気で午後七時に読谷入しました。
 池田出発時の気温が十三度、那覇では二九度、この温度差に北国と南国の気候の違いを実感した様子でしたが、福祉センターでの歓迎式では読谷の子供達や、関係者に囲まれ、どの子も明るい表情を見せていました。
 事前に、親どうしの連絡や子供どうしの電話・手紙のやりとりもあって、この日が初対面とは思えないほど、なごやかな雰囲気があり、池田の子供達は八月六日までの読谷での体験に夢をふくらませているようでした。
 池田の子供達は、この後それぞれ民泊をし、二日目も読谷の家族と楽しい一日をすごしました。 三日目は、役場での歓迎式と、村長の村づ<りの話を聞き、村内めぐりをしました。四日目は一番の楽しみにしていた海水浴、青い海と強い日差しの中思いきり泳ぎました。  五日目は南部戦跡をめぐり、夕方は残波岬いこいの広場での短い交流のお別れ会。別れを惜しむ中にも、来年一月の再会を期待しているようでした。  読谷での楽しい思い出、沖縄の夏、貴重な体験と多くの思い出を胸に池田町の子供達は八月六日、午前六時、北海道池田町への帰路につきました。

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