【見出し】第42回国民体育大会 海邦国体少年男子ソフトボール競技 感動、ふれあい、喜び、涙様々な思い出残した国体 【写真:各県選手団堂々の入場:勢揃いした各県選手団:会場をうめつくした観衆:山内村長あいさつ:大会成功を願ってあいさつ 弘瀬勝日ソ協会長:入場行進の先導をきった読谷小学校鼓隊:開会式に花を添えた集団演技】
第四二回国民体育大会・海邦国体の少年男子ソフトボール競技は十月二六日読谷平和の森球場で、華やかに開始式を迎え、二十九日まで四日間の熱戦を操り広げた。
全村民の大会成功に向けた努力が実った今大会では、競技を通じ、あるいは民泊を通じて、様々な感動とふれあい、喜びと涙に満ちたすばらしい大会となりました。
スポーツの祭典、平和の祭典と意義づけた今大会のもたらした成果は大きなものがあり、全村民が国体に係わり、一丸となって国体成功へ向けた努力が報われたものです。各県選手団との友情は大きな広がりを見せ、大会終了後、別れを惜しむ涙が各地で見られました。
期待の少年男子沖縄チームは決勝で群馬県に惜敗しましたが、少年男女、成年男女の健闘でソフトボール競技の種目別優勝を果しました。
午前八時五〇分、読谷小学校鼓笛隊の後に標旗が入場、さらに九時には各県選手団の堂々の入場と続き九時十一分に競技会委員長によって競技開始の宣言がなされました。
山内村長あいさつ
数年の歳月をかけて準備してきました国体がいよいよ開会されます。全村民の様々な努力がここに結集し、全国から精鋭を迎えての大会となります。全国一巡のしめくくりの大会が沖縄県で開催されることは、大きな意味を持つものです。
この大会をスポーツの祭典、平和の祭典と意義づけ、これまで成功に向けて努力してまいりましたすべての皆様に感謝し、この大会が、すべての人々の理解と努力と協力によって最も意義ある大会として、すばらしい思い出を残す大会として成功することを切に願います。
開始式に
花を添えた
集団演技
開始式ではまず村内五小学校の五年生による集団演技、はばたけ読谷っ子」が操り広げられ、続いて読中・古中三年生による集団演技、「歴史と文化を受け継ぐ若者たち」では女子が群舞、「貫花」、男子が「棒術」を披露しました。この小中学生千名余の集団演技に場内から盛んな拍手が送られ大会を盛り上げました。