「世代を結ぶ平和の像」の破壊に心を痛めた長崎の女性グループ「長崎の心を読谷に送る会」の代表、藤原裕子さんと岸恵子さんが去る一月九日本村を訪れ、見舞金七十万円と約千八百人の署名、そして「長崎からのメッセージを届けられました。
藤原さんらは、一昨年、長崎市内の性に呼びかけて「長崎平和の母子像」を建立するなど反戦平和運動を進めている市民グループで平和の母子像制作には、金城実氏があたり、その原形制作も村内で作業が進められるなど、本村との関係は深いものがあります。
山内村長へ見舞金と署名を手渡した後、藤原さんは「戦争・原爆で失われた機多の生命悼み建立された長崎平和の母子像と、世代を結ぶ平和の像は、再び戦争の惨禍を操り返してはならないと、決意を同じくするものです。その平和の像の破壊は私たちに怒り悲しみをもたらし、読谷への連帯の志は予想をはるかにこえる共感のこだまとなりました。どうかよりよい明日のために村民皆様が一致団結して前進されますよう心より祈念いたします。」と長崎の心を伝えました。山内村長もこの激励を受け「多くの方々の激励に大変感謝します。皆様の心を大切にし、これからも平和な村づくりにまい進していきます。」とお礼の言葉を述べました。