国民年金保険料は、月額七四〇〇円でしたが、昭和六十三年四月から三〇〇円引き上げられ月額七七〇〇円になります。
国民年金は全国民共通の基礎年金を支給するため全国民が加入し支えますから制度は安定しています。 そして、将来にわたって生活水準に照らした適正給付を行うためには段階的に三〇〇円づつの引き上げが必要であり、これによって将来の負担も余り高くならなくてすみます。
国民年金保険料の末納が続きますと将来、老齢基礎年金が受けられない場合があります。
収入が少ないなどで納付困難なときは、役場国民年金係へ相談して下たい。
◎保険料は毎月納付となっています。
期限を過ぎても保険料の納付が未納のままですと、万一の事故のとき障害基礎年金や遺族基礎年金などを受けられなくなるばかりか老齢基礎年金さえ受けられない「無年金者」になる場合も出て来ます。
忙しい場合でも納め忘れを防ぐため、銀行などの口座から国民年金保険料を自動的に引きおとす便利な口座振替えも御利用下さい。
又、保険料を毎月納めるのが面倒だという方は、保険料の前納制度をお勧めします。
国民年金では将来の一定期間の保険料を前納した場合五分五厘の利率による計算で割引きされます。
納付は役場発行の納付書で金融機関に納めて下さい。