身体障害者のために役立ててほしいと去る六月二九日、内間安義さん(喜名四八五)が村役場を訪れ、村社協会長の山内徳信村長に寄付金を手渡しました。
内間さん本人も全盲の身障者であり、現在は読谷村身体障害者協会の顧門をしておられますが、今回の寄付は七四才の生年祝を記念してのものということです。
去る沖縄戦での傷がもとで昭和二七年頃から失明した内間さんですが、失明後は沖縄盲学校で二十年間、教壇に立ち、はり、灸などの免許を得るための指導をし、視覚障害者の自立のために力を注いでこられました。
退職後も村身障協顧門として障害者の福祉のために頑張っておられます。