がんは日本人の総死亡の四分の一を占め、死亡原因のトップとなっています。しかし健康増進・疾病予防(一次予防)や早期発見・早期治療(二次予防)を行うことによって、がんによる死亡を防ぐことが可能になります。では、具体的に何をすればよいでしょうか。
一次予防は”火の用心”
○バランスのよい食事をする
○たばこやアルコールのとり過ぎに注意
○高塩食品を避け、脂肪およびエネルギーをとり過ぎないようにする
○熱すぎる飲食物、肉や魚のこげもなるべく避けたほうが良い
これらは、「がんにかからないようにする」予防で、火事でいえば”火の用心”にあたります。
二次予防は”初期消火”
○毎年一回は定期検診を受診
○主治医とともに疾病の早期治療・健康づくり
これらは、もしがんにがかった場合に「手遅れにならないようにする」予防で、火事でいえば”初期消火”にあたります。がんにかかっても、早期発見・早期治療ができれば、完全治ゆとなることも少なくありません。
あなたを守るのは、あなた自身です。あなたのため、そして家族や社会のため、積極的に健康づくりに励みましょう。