学校給食の運営とその成果がすばらしい、と高く評価されて、村立古堅給食調理場が県内では初めての全国表彰を受けました。
同調理場は、古堅小学校(渡久山朝章校長)内にあり、古堅小学校、古堅南小学校、古堅中学校の三校分の給食、二三〇〇食分を調理しています。
二三〇〇食という多量な給食を作る中でも、同調理場では、まず献立に合せた食器を使用しており一食に最低四種類の皿、おわんの他に、おはし、フォーク、スプーンまで準備するということで、職員の作業量は大変なものとなっています。
又、献立の内容についても、既製の加工食品はなるべく使わず、手間ひまかけて、じっくりとっくり上げ、新鮮で栄養のバランスがとれ、しかも手づくりのおいしい給食をと、大変な努力を積み重ねてきました。栄養士の洲鎌さんは「こうした努力を続けるうらには既製の加工食品や食器の選択によっては確かに早く、楽に調理できるが、子供達には本物の味を与えたいし、子供達が楽しみにできる給食をつくりをしたいという職員の前向きな姿勢があり、とてもすばらしいことです。」と話し、又、渡久山朝彰校長も「子供達のために労をいとわない職員の努力が報われました。「きようの給食は何かな、と給食を楽しみにできる子達連はとてもしあわせだと思います。」と今回の表彰を手ばなしで喜んでいました。