読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1989年4月発行 広報よみたん / 5頁

古堅南小マーチングバンド

今年にかける
   古堅南小マーチングバンド
 赤いトレーナーに白のズボン、楽器を手に行進しながら見事な隊形の変化を見せてくれる古堅南小マーチングバンドの皆さん。
 昨年五月結成したばかりとも思えないほどのすばらしさで、初出場した昨年九月の県マーチングフェスティバルで奨励賞を受賞、一躍注目の的となっている。
 一糸乱れぬチームワークの良さは毎日の厳しい練習の成果。早朝、そして午後の練習と続きますが、先生や父母の心配をよそに子供達は、むしろはつらつとして練習を楽しんでいる様子だといいます。
 このマーチングバンドの指導をされているのが岡村静枝教諭、昨年石川・宮森小学校から転任、宮森小学校では同校のマーチングバンドを全国一にまで指導してきた県内でも”この人”と言われるほどの人。古堅南小転任を機に学校、父兄が協力してバンド部を結成ということになりました。
 結成二年目を迎えて岡村教諭は「子供達も父兄も学校もとても熱心ですが、楽器やコスチュームなど揃えるのは大変。それでもできる限り頑張っていただいています。
 昨年の県大会では、自由演技だけしか参加できず奨励賞を受けましたが今年は規定、自由とフル出場して入賞をめざします。」と話し自信のほどをのぞかせていました。
 部員五一名のうち、ただ一人の男子与久田力(トランペット)とえり子さん(カラーガード)の母である父母会代表の与久田光子さんも練習や演奏会にはつきっきり、岡村教諭を手つだいながら、これからのマーチング部の活躍に大いに期待しているようです。

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