山内昌千代氏(読谷中学教諭)
ソフトボール一筋とも言える山内昌千代教諭(読谷中学校)のこれまでの活躍に、第十一回琉球新報活動賞が贈られました。
二十数年前、初めての赴任校でソフトボールと出会い、以来今日まで赴任地でソフトボールを子供達に指導してきました。「心身共にたくましく。」が山内先生の信念で県大会での優勝も数多く、九州大会、全国大会へも何度か出場しましたが、六二年には読中の女子ソフト部を六三年には男子ソフト部がそれぞれ全国優勝を果すという快挙をなしとげました。
学校での指導とともに山内先生のもう一つの大きな功績は地域へのソフトボールの普及活動です。自らもプレイをしながら地域でのクラブ作り、指導も続け、県ソフトボール協会理事、九州協会理事、日本協会評議員などを歴任しており、村では読体協理事長、村ソフトボール協会々長を努められ、村内を始め、県内のソフトボールの振興にも大きな功績を残しています。
今回の受賞を喜ぶ関係者は村内のみでなく村外にも数多く、山内教諭の活動の広さがうかがえました。