五月五日、「こどもの日」、東京の講道館で開催された「第九回全国少年柔道大会」において、県代表の読谷少年柔道クラブが、個人戦三位、団体戦ベスト十六と大健闘しました。
県大会五連覇の同クラブは、昨年の個人戦ベスト八から一挙準決勝進出の堂々三位、団体戦では二年連続ベスト十六と確実に力をつけて来ました。
読谷小学校五年生の松田栄作君。ハンバーグが大好きで、体育の得意な普通の少年も、柔道着を身に着ければ、たちまち払い腰の得意な三四郎君に変身、花の講道館で見事三位入賞の栄誉に輝きました。
団体の部一回戦では、昨年のベスト三の強豪茨城に快勝、上位進出が期待されましたが、三回戦大阪に惜敗。しかしながら、昨年に続くベスト十六入りはお見事。しかも、団体の部は、六年生三人、五年生二人の構成メンバー規定にかかわらず、同クラブは三人が五年生とあって、来年の活躍が大いに期待できますよーと照屋清勝指導員は語っていました。
柔道を通して、青少年健全育成につとめる大人たちの善意に見守られ、明るく屈託のない少年たちは、きょうも掛け声勇ましく、読谷中学柔剣道場で、練習に励んでいます。