読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1989年9月発行 広報よみたん / 3頁

第六回健康づくり村民のつどい

”いきいき健康読谷村”をテーマに「第六回健康づくり村民のつどい」が九月二日、三日の両日、村総合福祉センター、村診療所な
ど五会場で催されました。
 文明の進展や生活が豊かになった反面私たちの身体は、運動、栄養、休養のアンバランスやストレスの増大などで心身の健康が阻害され、現代人は人間本来の健康な姿から遠ざかりつつあると言われています。
 健康づくり村民のつどいは、このような背景のもとに健康づくりについて共に考え「自らの健康は自らつくる」という健康づくりの重要性を広く村民に訴え、健康に関する自覚と健康増進の高揚を図ることを目的に実施され、どの会場も大盛況で関心の高さを示した。
 九月二日午後二時村中央公民館ホールでは、沖縄県総合健康増進センターの与儀隆健康度測定室長が「健康づくりのための(安全効果のある)運動について」と題し講演した後、同センタースタッフによる実技指導がありました。
 三日村総合福祉センターや村診療所では、医師、保健婦、栄養士などによる相談コーナーや、目、歯の健康コーナーなどで自らの健康度をチェック、診療所の腹部エコー(超音波検査機)コーナーやPT(理学療法士)コーナーは大変な人気でごったがえしていました。
 村民健康資料コーナーでは糖尿病、高血圧、貧血、肥満など住民検診に見る村民の健康状況はじめ各種データがずらりパネル展示され関心が寄せられました。また会場いたるところに血圧測定の便宜が図られ、血圧と健康との密接な関わりを再認識するところとなりました。
 ねたきりの方をやさしく、楽しく看護しようと家庭奉仕員を中心に実演コーナーも設けられ、又、村内の健康づくりのためのグループやサークルも参加、生命の貯蓄体操、グランドゴルフ大会、布の絵本サークル、手、づくり石けんコーナー、そして整体療術コーナーも加わり健康づくりについて共に考えた意義深い二日間でした。

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