去る十月二十八日、フィリピン国立博物館研究員(考古学)のアギレラ氏が村立歴史民俗資料館を訪れ、本村遺跡出土品を見学しました。
これは、宮古城辺町教育委員会の招きで浦底遺跡出土の貝斧等の研究調査のため来沖し途中読谷村に立ち寄ったもので、本村吹出原遺跡や渡慶次大久保原遺跡の出土品等を観察、類以資料やめずらしい貴重な資料等に感心することしきりで、熱心に、質問をしたり、説明を加えたりしていました。
アギレラ氏は、フィリピン国立博物館の有能な若手研究員の一人で、これまでに多くの遺跡発掘調査に携っており、これを機に今後読谷村との情報交換・交流が多いに期待されそうです。