五五一人が大人の仲間入りはばたけ青春!! 第26回村成人式「二十歳を迎えて」【顔写真:伊波寛也:嘉手苅久美子:宇根雄司:仲宗根ひとみ:波平健:運天エリ子:桃原直樹:仲宗根泉:儀間政宜:池原順子】
第二六同村成人式が一月十五日村総合福祉センターポールで開かれ、新成人の門出を祝った。
今年晴れて成人の仲間入りをしたのは男性二七三人、女性二七八人の計五五一人。スーツやあでやかな晴れ着姿で会場いっぱいが華やぎ又、郷里で成人式を迎えようと本土などからの帰省者も駆けつけ旧友との再会を喜びあっていた。
山内村長は「成人としての社会的権利を得ることは、同時に義務を負うのだという自覚を持っていただき、志は高く、視野は広く、そしてたくましい実践力で、地域社会のため、世界発展のため、平和を愛する青年として活躍していただきたい」と激励した。つづいて儀保輝和村議会議長(知花治雄副議長代理)、岳原宜正村教育長、山城透村青年会長、塩川信子村婦人会長がそれぞれ祝辞を述べ新成人者を祝福した。
記念講演では、幸喜徳子沖縄石油ガス㈱常務取締役が「今若者に求められるもの」と題し講演。
続いて、成人者の自己紹介では将来の抱負などを語り自己をピーアール、山内村長より一人一人に激励のことばと記念品が贈られた。このあと新成人を代表して、古堅泰信さんと古堅ひとみさんが答辞を述べた。
「二十歳を迎えて」
伊波 寛也
僕は今、昼間は仕事、夜は学校と毎日忙しい毎日を送っています。20才になったという実感はまだ湧きませんが、国民年金の通知が届いた頃から少しづつ大人の仲間入りかな、という気がします。20才になって、気分も新たに、何事にもチャレンジしていきたいと思います。
嘉手苅 久美子
成人式を迎え、社会人としての第一歩を歩んで行く私達です。夢や希望に胸がみちあふれている。社会の厳しさを今だに知らない未熟な私ですが、社会人としての責任感、使命感を常に心に刻みこみながら、社会に役立ち、誰からも親しまれ愛される良き大人になるよう、一生懸命がんばります。
宇根 雄司
二十歳になって自分は本当に大人の仲間入りをしたのだろうか。社会人としての自覚を自分はどれ程理解しているのたろうか、成人式を迎えて自分をもう一度振り返ってみたいと思う。そして自分が社会の中で果す役割を認識し読谷村発展のためにがんばっていきたい。
仲宗根 ひとみ
両親から見ては、いつまでも子どもですが、私ももう二十歳を迎え、立派に大人の仲間入りをします。父や母に頼るのではなく、また他人に寄りかかるのでもなく、自分自身の力で、歩いていきます。
私をここまで慈しみ育ててくれた両親に感謝するとともに、社会人一年生の一挙一動を見守って下さい。
波平 健
今日、こうして晴れて成人を迎えられたことをとてもうれしく思います。これからは一社会人として、意固地にならず何事にも柔軟に対応し、また吸収して適切に責任をもって行動しこれからの平成の時代を我々の手で築き上げていきます。
運天 エリ子
私は、20才とは、たんなる通過点でしかないと、思っていました。しかし、式典に参加し、じょじょに、事の重大さに気づきました。今までは、未成年ということで、何かと許されてきたものが、今日を堺に、一人の人間として扱われるのです。
これからは、自分自身を見つめ自分の人生を、しっかり歩いていきたいと思います。
桃原 直樹
今、二十歳という、一人前の人間として認めてもらえる年になり、うれしさと、これから社会で生きていくための、一人の人間としての責任の重大さを感じている。
「成人」この言葉の通り、「人に成る」ためには、自分の行動に対しての、責任感を持つことである。この成人という言葉に恥じぬ人間になれるよう、これからの人生の目標を定め、自分に責任の持てる人間になるようにがんばりたい。
仲宗根 泉
20歳!社会人として仲間入りです。これまで家族や多くの友、先生方の厳しい叱責や忠言などを通して、一歩々前進し歩んできました。これからも感謝と反省の心をたえず忘れず、何事にも責任をもち、大きな希望と勇気をもって精一杯努力し、勉強していきたいと思います。
儀間 政宣
私は、去る十月に二十才という年令を迎えました。二十才を迎えてもそういう実感がな
く、社会的義務や社会的責任を果す事ができるかどうか不安でした。しかし、成人式を迎えるにあたり、読谷村民の一人として、その役割を果していきたいと思います。
池原 順子
今年成人式を迎えることになりました。これからの私(達)には、”成人”ということで社会的に様々な権利が与えられます。今はまだ実感として湧いてきませんが、それらの権利を自覚と責任を持って遂行してゆかなければならないと思うと、身の引き締まる思いがします。社会の一員という自覚の下で、日々の生活を大切にし、頑張りたいと思います。又、これまでの二十年間、私(達)を支えてくれた多くの人達に、感謝の気持ちでいっぱいです。