読谷特産のイモづくりを通して自然に親しもう-と大添区子ども育成会(底原順吉会長)では、区民の池原繁明さん所有の土地を無償で借り受け、開墾した圃場でイモ栽培をしている。
六月の学事奨励会終了後は、親子揃ってイモの植え付け作業に繰り出し、さわやかな汁を流す。
十二月になるとイモ掘り作業で収穫の喜びをわかち合う。作業が終わると、六年生やお母さんらの手料理のジューシーメー(雑炊)や幾品ものイモ料理がテーブルの上に並べられ、楽しいパーティーの始まり。おいしいイモ料理をほおばりながらイモ料理を紹介した手作り紙芝居が楽しめる。また、夏のラジオ体操奨励のため、皆勤賞として、”イモ”が贈呈されるというユニークさ。
同時期に催される区のバザーでのイモ売上げ金は子ども会活動に充てられるなど、大添の子ども達は、体験学習を通して様々なことを学びとる。