読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1990年8月発行 広報よみたん / 6頁

青少年を事件・事故から守ろう! 深夜はいかいをなくし明るい地域社会を 読谷村青少年健全育成・交通及び水難事故防止村民大会

 長い夏体みを前に村主催の「平成二年度読谷村青少年健全育成・交通及び水難事故防止村民大会」(協賛・嘉手納警察署、沖縄保護区保護司会)が七月七日、村中央公民館で開かれ、村内小中学生や関係者ら三百人が参加した。
 主催者を代表して山内徳信村長は「住みよい地域づくりの為、地域住民、関係機関の尽力に感謝するとともに、この長い夏を児童生徒が事件事故に巻き込まれることなく、たくましく健やかに過ごせるよう協力願いたい。」とあいさつ。続いて上里清福嘉手納警察署長は「青少年非行、交通事故が多発し、悪質化、低年齢化してきている。青少年非行の根源は深夜はいかいにある。又、読谷村では今年に入り水難事故による犠牲者は既に三人を数えている。すべての事件事故から青少年を守るため、地域、関係機関との連携を密にしていきたい。」と激励した。
 大会では生徒を代表して島袋仁君(読谷中一年)は「中学生らしさについて」、新垣千秋さん(読谷中三年)は「生徒会活動を通して得たもの」、古堅元君(古堅中三年)は「目標」、砂川梨奈子さん(古堅中二年)は「学級委員として」と題してそれぞれ意見発表した。
 続いて沖縄保護区保護司会の宮城安吉さんが「社会を明るくする運動について」と協力を訴えた。
 最後に大会宣言が採択され村民総ぐるみで青少年を非行、交通事故及び水難事故から守るため、強力な運動を展開していくことを確認した。
 尚、意見発表した新垣千秋さんは、九月八日中頭教育事務所で行われる「第五回沖縄県少年の主張中頭地区大会」に村代表として出場する。

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