沖縄戦の実相を学び日常生活の中で平和問題について考えようと八月一日から六日まで「第三回読谷村平和創造展」が開かれた。
八月五日の「嘉手納基地包囲行動」へ連動しようと、日米開戦の日の十二月八日から一足早い八月の開催となったもので、同展には県内外より多くの方々が訪れた。
写真パネル、砲弾の破片、新聞資料等が展示され、又今回はアジアの中の日本について新めて問い直そうと「アジアの教科書から見えてくるもの」をテーマにアジア各国の教科書の中から先の大戦に関する事柄が掲示された。今回三巻目の「平和の炎」vol.3では十六人の方の戦争体験談をまとめ真実を語りあかし受け継いでいくことの重要性を改めて強調している。