読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1990年10月発行 広報よみたん / 7頁

老後を豊かに生きがいは自らの手で

 本村の六五歳以上の人口(老齢人ロ)は、十月一日現在において二、八八三人。老齢人ロの占める割合は全体の九%と、本村は正に高齢化社会の中にある。
 最高齢者百一歳の金城ウシさんを筆頭に、三人の新百歳そして、十三人のカジマヤi祝、六七人のトーカチ祝を迎えることができ、村内各地は長寿祝いで賑った。
 しかし一方では、寝たきり老人一二四人、ひとり暮し老人五六六人と深刻な問題を抱えている。高齢化社会が進むにつれ、在宅福祉対策、老人福祉施設の充実は急務となり、家庭奉仕員、民生委員等福祉を支える人々の役割は更に大きくなってきた。
 人生八十年、これからの長寿社会をいかに生きるのか。豊かな老後をめざし、老人自らが意識の高揚を図らなければならない。
 

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