白血病の少女を救おう一と座喜味献血会(喜友名昇会長)は、十二月二日、同区公民館で集団献血を行った。
小学校三年生のこの少女は、急性骨髄性白血病で、白血球の型が特殊なため、成分献血の方法に頼らなければならず、両親が本村出身であることから喜友名会長は、「一歩でも二歩でも、その可能性に向けて助け合いたい」と話していた。
昭和五三年結成以来十二年目。同会は今回十八回目の献血にして二千人目を突破した。献血は人を救う為でなく、自らの健康管理にもつながっている。今後は五千人目をめざしたい一としている。
二千人目の献血者となった同区の山内トキさんには、県赤十字センターの玉木隆司事務部長より、記念品が贈られた。同会が七月に受賞した厚生大臣表彰の記念碑も除幕された。