村内陶芸家の作品を一堂に「’91読谷やちむん展」が一月八日より村立美術館(宮城元信館長)で開かれている。
展示会場には、人間国宝の金城次郎氏はじめ、村内陶芸家二一人の力作八○点余がズラリ。加えて宜野湾市の稲嶺盛吉氏の宙吹きガラスも特別出品されている。
昭和四七年に金城氏が壷屋から喜名焼発祥の地読谷村に窯場を築き上げて以来、「やちむんの里」を拠点に、多くの陶芸家達が、伝統に息づくやちむん作りに技を磨き合っている。
同やちむん展は三月二八日まで。
出展者は次のとおり。
輿 宏文 国場清尚 松田昌幸
上江洲茂生 久場政一 松田米司
大宮育雄 島袋常秀 山田真萬
大嶺実清 相馬正和 山田和男
金城次郎 玉田 彰 与那原正守
金城敏雄 玉元輝政 稲嶺盛吉
金城明光 知念文吉
金城定昭 徳里政宜