渡慶次区の子ども会で構成する「渡慶次少年消防クラブ」のみなさん。
青少年の防火思想の啓発と普及活動-を目的に昨年七月結成された。会員は小学校四年生から六年生までの七一人で、小学生では県内初のチビッ子消防クラブの誕生である。
”子どもの火あそび”が火災原因の上位に拳げられる事から「火災予防は、ぼくらから!」とその意気込みは大変なもの。
一月六日に行われた村消防出初め式では、消防職員や団員に混ってさっそうと登場、大勢の来賓らから盛んな拍手を受けていた。
上地勇徳消防長より、クラブ員全員にクラブ員手帳とクラブ員章が手渡されると、決意も新たに「火あそびはしません。家族そろって火災予防に努めます」と誓いのことばを述べた。
同区の安田慶敏区長や仲村渠孝一子ども会育成会長らが「子どもの頃から火災予防の心を育てよう」と村消防本部との話し合いの結果、結成が実現したもので、子どもや大人、家庭や地域が一つになって活動が展開されていく事になった。