読谷村国際ボランティア貯金普及推進協議会(山内徳信会長)が二月二十七日設立スタートした。
国際ボランティア貯金は、開発途上国の福祉の向上を目的に一月四日から全国一斉にスタート。本村でも既に二百人余の人々が加入しているが、同推進協議会設立により地球規模での福祉活動が村民ぐる
みで展開されることになった。
◎国際ボランティア貯金とは
開発途上国の福祉の向上を目的とした新しい貯金で、おサイフ代りとしてご利用いただいている郵便局の通常貯金の利子の二〇%を寄附じていただき、民間海外援助団体(NGO)を通じてこの寄附金をお役に立てていただこうというものです。
ご寄附をいただく利子の二〇%は、通常貯金残高十万円の場合で年間五六〇円程度です。
〈あなたの五六〇円がこんなにお役にたちます〉
○結核治療薬(子供用)なら
三一七日分
○重度治療用抗生物質なら
二三〇カプセル
○予防接種用皮下注射針なら
一一四本
その他、砂漠化防止の植林用苗木なら十一本、保険センター用石けんなら三一個、教室で使用する鉛筆なら九三本が購入できます。
◎ご加入の手続き
①通常貯金の通帳をお持ちの方は、通帳と印鑑を郵便局にご持参いただくか、貯金・保険外務員にお 申し出下さい。
②通常貯金の通帳をお持ちでない方は、通常貯金の申込みと同時に加入の手続きを受け付け ますので 、印鑑と現金をもって郵便局にお越しいただくか、貯金・保険外務員にお申し出くださ い。
③ご希望の方には、特別デザインの国際ボランティア貯金通帳をお渡しいたします。
※詳しいことについてはお近くの郵便局にお問い合わせ下さい。
役員は次のとおりです。
会 長 山内徳信村長
副会長 儀保輝和村議会議長
〃 岳原宜正村教育長
〃 事務局長比嘉義治読谷郵便局長