読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1991年7月発行 広報よみたん / 11頁

【見出し】ねんきん相談室№7 国民年金にとって免除申請は大切なことです 7月末日までに手続をしましょう

(問)年金受給額を減らしてもいいですから、保険料額をこれ以上引上げて欲しくないです。

(答)年金は、その時々の生活水準を考え、平均的な生活を維持するのに必要な額を支給する必要があります。年金をもらっても基本的生活さえできないようでは年金制度の意味がなくなります。
  また保険料は給付との均衡を考えて決められますので、年金額が高くなれば保険料が高くなるのはやむをえません。
いま保険料を払うのは、苦しいかもしれませんが、将来のことを考えて頑張って下さい。

(問)3号被保険者は、どうして保険料を納めなくてもいいのですか。

(答)このしくみは、健康保険の場合によく似ています。
例えば、健康保険では、被扶養者である奥さんは、直接自分で保険料を納めなくても、医療が受けられます。つまりその分は、ご主人が納めていることになります。国民年金も同じように、扶養されている配偶者の保険料は、扶養している人が負担するということですので、3号被保険者は、保険料を納めなくてもいいということです。

(問)私は59歳までに25年間だけ、国民年金の保険料を納付しようと思っています。

(答)国民年金は日本に住んでいる20歳から59歳までのすべての人が加入し、毎月きちんと保険料を納めることが義務づけられております。したがって25年間納めたから、はい卒業しましたという訳にはいきません。59歳までは納付する義務があります。現在、老齢年金や障害年金を受けている方々に支払うお金は、若い方違が納めている保険料でまかなわれています。保険料未納者が多くなれば支払いに困ることになります。ですから25年納めたからと言わずに引き続き納めなければなりません。もちろん、長く納めれば年金額も高くなります。また貯蓄だけで老後の生活を支えることは、一部の人を除いて難かしくなってきております。国民年金は、毎年物価の上昇に合せて年金額も引き上げられ、いつでも生活費の大半がまかなえるようにつくられています。より高い年金が受けられるように20歳から59歳までの全期間毎月納付するようにして下さい。

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