読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1991年9月発行 広報よみたん / 4頁

【見出し】商工会婦人部 リサイクルで福祉 【写真:1】

 不用品のリサイクルと社会福祉への一助を主旨として、読谷村商工会婦人部(部長:平良喜代子)では「残波まつり」でのバザーを実施しました。
 そのバザーでの収益金を「福祉に役立てて下さい」と七月二十三日午後、読谷村役場を訪れ、安田慶造助役に金三万円を寄託しました。
 商工会婦人部では「残波まつり」での出店を企画。その中で、中古衣料品、引出物などを一同に集める運動を開始。商工会の全会員(会員数五六六)及び、知人、友人への協力と、不用になった物の提供を依頼した。
 いわば、これはリサイクルと社会福祉を兼ねたすばらしい計画であり、その趣旨に賛同し、物品等を提供した会員は三十会員で、数多くの物品が婦人部に寄せられました。
 これらのリサイクル用品は、まつりでの他に、恵まれない国際児やその家族の福祉増進のための資金造成に役立たせようとの目的の下「国際福祉事業所」へと送られました。
 このような商工会婦人部の活動と社会福祉への深い理解に、安田助役は「地域と密着したすばらしい企画の活動だ。商工会婦人部の意思を大切にして、福祉のために大事に役立てたい」と感謝を述べた。
 読谷村商工会婦人部の「リサイクル活動」の企画。「福祉への還元」は、今、私たちが忘れかけた心を呼び起こすきっかけとなったのではないでしょうか?
 あなたのお家に、リサイクルのできる品が眠っていませんか?

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。