「ボランティアで社会奉仕の心を育てよう」と、古堅中学校(古堅宗明校長)では生徒会の提案で年二回、村内の福祉施設や一人暮らし老人世帯などを訪ね、生徒たちの自主的参加の草刈りや清掃作業のボランティア活動を実施している。
七月十三日午後、この日のボランティア活動に参加した生徒は男女を含め約九十人。今回は重度身障者養護施設「都屋の里」をはじめ、古堅、大湾、伊良皆、比謝、比謝矼などの老人世帯を対象として七グループを編成し、引率の教諭と共に花壇の手入れや草刈り、室内の清掃などにさわやかな汗を流していました。
教諭・生徒たちの奉仕の気持ちに、伊良皆の具志堅ナヘおばぁさんは「とても助かります。ありがとう」と応え、また大湾の比嘉繁吉おじいさんも「ありがたいことです。」と大満足の様子で、生徒たちが一生懸命になって働く姿を見ながら喜んでいました。