読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1991年9月発行 広報よみたん / 11頁

【見出し】県産品の優先使用を!-県産奨励品キャンペーン団- 【写真:1】

 県工業連合会の『県産品奨励キャンペーン団』が七月九日午前、読谷村役場を訪れ、県産品の優先使用についての陳情が行なわれました。
 これは、県内産業の振興発展を図ることによって、県民の職場を確保し、生活の高度化を推進することをねらいとして運動が展開されているもので、要請をうけた山内徳信村長は「地場産業の発展のために経済界、行政が力をあわせ地道な努力を継続し、縦横の連携を密にし、知恵を出しあって協力していきたい」と語り、県産品の使用奨励に積極的な姿勢を示しました。
 県内の二次産業は、経済の国際化や産業構造の再構築の中で新たな展開が求められ、新技術の移転・導入・高品質の製品開発に努力が傾注されていますが、しかしながら、県内二次産業の力は未だ弱く、県産業構造の健全な状態も実現しえないばかりか、むしろ移入品、輸入品と激しい競争を強いられている厳しい状況下にあることから、私達も、地域経済の活性化を促進し、県産品の自給度を向上させ、雇用機会の創出と、地場産業の育成発展に向け、県産品の積極的使用に努めましょう。

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